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苦戦していた「サントリー烏龍茶」に反転攻勢の兆し 「そういえば最近飲んでない」問題にどう向き合ったのか
まず、サントリー烏龍茶が誕生し、ヒット商品に育つまでの経緯を振り返ろう。
ホステスに支持された」と社内に
例えば、サントリーのウイスキーを飲食店に卸す際に、「烏龍茶を発売しました。試してみてください」と勧めた。
当時、バブル期に突入しつつあったこともあり、飲食店に勢いがあった。
烏龍茶の色はウイスキーと似ているため、店で働くホステスに重宝されたという
サントリー烏龍茶の販売量のピークは2000年初頭で、その後はダウントレンドとなっていく。
試行錯誤を通して「このお茶は何をしてくれるのか」「何を目的に飲むのか」という点がぼやけていたことに気付いたという。
昔のことを知らない若い人にも『烏龍茶っておなかの脂肪を減らすんだ』と気づいてもらえました。
明確な価値訴求ができたことで、お客さまのすそ野が広がったのではないでしょうか」と説明する。
同じ量のウイスキーと比べれば痩せると言えるのではないか
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