2月22日に『Nature Neuroscience』に掲載された論文によれば、人工培養した脳を乳児段階にまで生育させることに成功したとのこと。
人工培養した脳は順調に培養を続けていても、胎児期の後期(10カ月)に差し掛かると、ピタリと成長が停止してしまうことが知られています。
研究者たちはいったいどうやって今まで到達できなかった「乳児の脳」に到達したのでしょうか?
※中略
長期培養された脳オルガノイドでは、活性化している遺伝子が大きく変化し、産後約300日目の乳児の脳と、同じようなパターンに変化していたのです。
特に興味深かったのは、神経伝達の鍵となるNMDAと呼ばれる脳細胞受容体の出現でした。
NMDA受容体は学習や記憶などに必須なタンパク質であり、このタンパク質が出現したということは、乳児段階に達した脳オルガノイドが、架空の「誕生後」におこなう学習に向けて、神経伝達回路を準備していることを示します。
以上の結果は、発達が止まったと思われていた脳オルガノイドも、ヒトの赤ちゃんの脳と同じペースで成長を続けていたことを示します。
そして誰にも祝われることなく、胎児期を抜け出し、乳児期に移行していたのです。
※以下も略。全文や元論文、参考文献等は下記よりお願いいたします。
https://nazology.net/archives/83699
引用元: ・https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1614232264/
これ
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Source: 不思議.net
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