1: 名無しさん@おーぷん 2018/10/30(火)19:46:37 ID:1el
身バレ防止に一部フェイクも混ぜるができるだけ質問にも答えてくで
正直働く気も失せてたしこのままやとニート一直線かなぁって思いながらハロワで仕事探してたら
職員さんに「介護とかどうですか?」的な事言われたんで話を聞いてみたんや
ほなら失業保険で国から金貰いながら半年ぐらい訓練校で勉強しながら資格も取れるって話やったから試しに書類だして面接行ったら一発で合格貰ったんや
んで勉強して資格取って今の職場で働く様になったんや
・あんまイライラせんようになった
基本認知症のジッジやバッバしかおらんから、話の通じる利用者がほとんどいないんや
だからメシをひっくり返されようが茶をぶっかけられようが暴言を吐かれようがイライラする事はなくなったわ
だってそういうもんなんやしな
ボーナスの有無はデカいで
仕事上がったら結構荒れる時あるでw
東京寄りの関東や
働いてみて良かったこと2
・痩せた
単純に肉体労働のせいっていうのもあるが
営業の頃はストレスで暴飲暴食の繰り返しやったし、勤め先のオフィスが都会のど真ん中にあった事から食に対する誘惑が大きかったけど
介護士になってそれが無くなってな
食事も利用者と同じもん=健康最優先の栄養バランスに特化したメニューを格安価格で取れるから
純粋に身体の負担にならん減量が可能になった
おかげで80キロあった体重がこの1年で63キロに落ちたわ
早番の時は早起きなるから生活リズムも健康的になるしな
そんなに大きくは変わってないけど、貯金はしやすくなったな
仕事終わりの寄り道が無くなったのは大きいわ
働いてみて良かったこと3
・ニュース事情に詳しくなった
仕事も慣れて来るとテレビ見たり聴きながら利用者の世話ができるようなってくるんや
んで、基本リビングではニュース番組かワイドショーしか流しとらんから世間のニュース事情にやたら強くなったな
まとめサイトでニュース系のまとめを見るのが楽しみになった
単純に世間の流れを知れるようになったのは自分としても大きな強みやと思うで
時と場合にもよるがテレビ見る暇も無いぐらい磯が知って事はあまり無いしな
朝→とくダネ、昼→ひるおびからのミヤネ屋、夕→Nスタ、every、イブニングがほとんど流れとる
・字が上手くなった
毎日報告書やら日誌を手書きでやるから嫌でも文字が上手くなる
先輩上司も目を通すから崩して書けんし、適当に済ます事もできんからな
ペン習字を習った程ではないが元々の自分の字と比較したら字の上手さが一目瞭然やったわ
・今までの仕事に比べてストレスが無くなった
これは個人的な話かも知れんけど
クソ重たい資料持って満員電車に揺られてスーツ着て外回りに出る事も無いし
パワハラ上司の顔色を伺う事も無いし
契約の為に顔も名前も知らん人に頭下げる事も無いしな
そういうストレスから解放されたんは大きいわ
利用者も良い人は本当に良い人やから、簡単な事やって「ありがとう」と言われるのは結構気分良いで
・マルチタスクができるようになった
ワイも前は不器用やったから1つの作業にしか集中できんかったんや
でも仕事上2つ3つの作業を同時進行させんと終わらん時が結構あるんや
その上「トイレ連れてけー」だの「茶ぁ入れろー」だのといったジッジの要望に答えつつ
徘徊バッバを探しに施設をかけずり回ったり漏らしたうんこの処理したりと
こんなのがほぼ毎日やから咄嗟の状況判断と処理能力はかなり向上したで
おかげでパズルゲームのスコアがかなり伸びたわ
人がする行為として考えると確かにブン殴りたくなるわ酷くドライな考えやけど
迷惑行為や暴力行為をしてるジッジやバッバは人じゃなく、そういう生き物だと思って割り切ればそんなにイライラしなくなったし、そうさせん為にはこのジッジの為にどうすれば良いかを考えるようにもなった
状況に合わせて精神的な割り切りができるようになったのは強みかもな
・高い菓子折りがほぼ毎日食える
利用者のご家族さんが来るたびに職員の皆さんでどうぞと高い菓子折りをおみやげにくれるんやけど、それがどれも美味いんや
滅多に食えん高級菓子も貰えるのは今の仕事するようになって初めてやな
・汚物耐性が備わった
臭いうんこの片付けやゲロの処理なんて日常茶飯事やから、その現場を目の当たりにしても動じなくなったな
これが人としての強みになるかどうかは正直分からんがw
仕事中は平気やけどそれ以外やとうわっ・・ってなるわ
ワイもジジババと天気が良い日は散歩したなるわ
・モテる
職員に若い人がそんなにおらん事もあるが、利用者のバッバからは常にモテモテや
唯一の問題点は同年代の女性には一切縁が無い事ぐらいやな
特養は病院じゃない、あくまでも棺桶までの繋ぎの施設やからなニコニコ笑ってたバッバの容体が急変して翌日ポックリ逝ってたのは結構ショックやった
「もっとあれこれしてやれたかな」「もっと話できんかったかな?」と考えはしたが、そういう施設やという心構えは研修で習ったしな
希望を持てなくて辛くない?
人はいずれ死ぬもんやと分かってるしな
例えは悪いが
風呂場でショック死して誰にも気付かれず孤独死してしまうジッジにしてしまわんようにするのがワイらの存在なんじゃないかと思っとるで確かに希望は持てんが、そういう前向きな希望を仕事に求めるなら介護の仕事はお勧めできん
病院や障害者施設の方がずっと希望があるわ
孤独死から守っている…か
素晴らしいな
料理のレパートリーが増えた
夕飯の献立を考えるのが面倒な時とかは施設の献立表がヒントになる時が多いな
なるべく家庭で食べていた料理を利用者にもってのが調理師の念頭にあるから
冷蔵庫の余り物でも作れる料理が多いわ
資格の勉強は確かにキツかったな、それでも自動車の免許取るのと大差ないように感じたが小中高学校の勉強と同じで知っててすげー役に立つ知識もあれば
勤めて1年、未だに全然役に立つ気配がないように見える知識もあるしな
上司のパワハラもそういうもんだって割り切れるやろ
ボケたジッジの粗相とパワハラ上司のハラスメントを一緒にはできんよ自分に対して明確な意志を持って悪意をぶつけられるのと、無意識にやらかしてしまった行為を同列には見れん
ワイは茶をぶっかけられたら相手がボケてても絶対イラっとしてまうわ
イッチは偉いな
ワイも聖人じゃないから確かに全然意に介さんといえば嘘になるでー
・親の将来を考えるようになった
施設にいるバッバを見てたらマッマの将来どうなるんやろなと思う様にはなったな
たぶんこの仕事に関わってなかったらそれを考えるのが20年30年先になってたと思うわ
親孝行の重要性を認識できるようになったな
あと今後介護福祉士取るつもりなら協力的な会社やないと辛いわな
前提資格の実習とかあるし
資格は入社前に職業訓練校で取ったで
介福取る為のサポートもしてくれる施設やし、その資格を試験を受ける為には実務経験が3年必要なんや
・実生活で使えるスキルが多数身に付いた
といってもプロの仕事みたいなんじゃなくて
素早く洗濯物をたたむ方法や効率的な洗い物のやり方
ベッドメイクのやり方や衣類に着いた汚物の取り方とか、そんなもんぐらいやけど
実生活に応用できるものが多いのは得やな
まだ時間あるから反面キツかった的な事も書いてくで
介護の仕事考えてたりしとる人は参考にしたってや
まずボケた利用者同士の仲裁は結構ストレス溜まるわ
ワイに対しての暴言暴力はまぁいいとしても
「あいつが俺の金盗んだんだよ」といった物取られ妄想癖持ちのジッジ
自分の居室と間違えて他人の居室に入り、他人の部屋のゴミ箱にクソをするジッジ
利用者のバッバを口説く色ボケジッジ等
利用者同士の揉め事の仲裁が結構あるんや
いくらボケててもマイナスの出来事は結構深く覚えとるもんやから、どっちが悪い的な扱いもできんし
双方がストレスなく過ごせるように持ってくのはなかなかしんどいわ
まぁどうしようもなくなったら報告書書いて上司に丸投げするけどな
・癖のある利用者家族の応対
「この部屋寒すぎませんか?」といった要望ならともかく
「母は洋食が苦手なので夕飯は和食にしてもらいたい」だの「父のベッドが硬いのでふかふかした布団に変えて貰いたい」
等、ワイにはどうしようもできん要望を利用者の応対をしてる時に行って来る家族がおるんや
利用者の家族=金を払ってるお客様と呼べなくもないから無下に聞き流す事もできん、かといって足を止めたら利用者の世話が遅れるしあーもうどないせーっちゅねんと思った事は多々あるわ
モンペとは言わんけど、割と過保護な要望を訴える家族の相手は結構しんどいな
あと、延々喋りっぱなしで会話のループから抜け出せん奥さんとかもな
・メシを喰わないバッバ
自力で食事が取れない利用者の口元にメシを持ってって食事をさせる事があるんやけど
利用者にメシも食わん水も飲まんバッバがおるんや
諦めて放置して衰弱させるワケにも行かんからなんとか食べてもらおうとするんやけどまず口を開かん、呼びかけてみてもこっちの声を聞いてない
無理矢理口をこじ開けてメシを食わす事も虐待扱いされるからできん
たまに口を開けるが小さじ1杯程度の栄養ゼリーしか食わん、そんな感じや
その間にも他の利用者は茶が飲みたいというし、トイレ行きたいから連れてけと言う
時間がない中でこのバッバに栄養を取ってもらう事は結構しんどいわ
そうならんように風通しを良くしてる事業所があるから
そういうところに行けばすごいええで
人間関係で辞めてく人は多いって聞くな利用者の世話で抱えたストレスを立場の低い後輩や部下で発散するハラスメント上司が多いって聞くし
ハラスメントに対する職員のメンタルケアやカウンセリングを行ってる施設かどうかは勤め先を決める上で大きなポイントやな
夜勤の時の話や、普通の徘徊はまぁしゃーないとしても
夜な夜な死んだ旦那の名前を連呼しては他人の居室に入って行くバッバは結構恐怖を感じるわ
そのおかげでストレスを訴える利用者もおるから。その利用者のケアも仕事になるのがキツい
何度言っても理解してくれんからなんとか職員の目に止まる所で眠くなるまで話をしたり、ゲームに興じたりして付き添うんやけど
この間に一人夜勤の手が深夜止まるのも痛い
最悪の場合睡眠薬を飲ませて乳民を促すんやけど、上司によっては薬に頼る事を良しとしない人もおるから難しい時がある
・上司の方向性に挟まれる
例えばの話、足腰がおぼつかなくなり、コケる危険性のあるジッジがおったとする
そのジッジに対し
上司Aは自立支援を促す為に職員が散歩に付き添い、なるべく歩ける状態を維持したいと言うが
上司Bは安全に配慮して車椅子を使ってもらうようにしたいと言う
このように上司によって意見が別れ、ケアの方向性が真っ向から食い違う時があるんや
もちろん双方の意見も筋が通っとるし、間違ってはいないんやけど、結局方向性を決めずそのままになっとる事がある
おかげでワイはどっちの意見を聞けばええんやって話や、頼むから会議でさっさと決めてくれと常々おもっとるわ
これはどこの勤め先でも起こる事やな
・手荒れ、腰痛
1ケア1手洗いっていう概念があるんやけど、要するに細かい手洗いが義務化されとるんや
トイレやオムツの世話した後は当然として、髭剃りや歯磨きの手伝いの後とか、利用者に触って何かしたら手洗い&消毒は必須なんや
特にこれからの時期は風邪予防の為にもよりうるさくなるしな、おかげで手が荒れ放題や
それに車椅子からベッドの移乗とか、風呂に入れる時なんかも結構腰を使うから腰痛持ちにはキツい仕事やと思う
結果、肉体的なダメージは結構蓄積されるわ
・利用者の逝去
これは正直分かってはいたし理解していたつもりやったけど、いざその場に立ち会うと思った以上にキツかったな
1ヵ月でも半年でも利用者と接していたらその利用者に対して情も沸くし、人によってはホンマに爺ちゃん婆ちゃんみたいに思えて来る人もおるんや
そういう人の容体が急変したり、入院先の病院でそのまま逝った事を聞かされた時
「もっとあの人に何かできんかったかな?」と自問自答ばかりやったな
ましてや自分が休みの日に逝去した話を聞いた時は少し仕事にならなくなるぐらいに気が落ちた
死に目に会えん時の辛さ、それを新人の内に学べたんは言い方悪いが良い経験やと思ったわ、結構どころじゃないぐらいキツかったが
勉強になるでサンガツ
止めとけ、斜陽産業やぞ
応援してくれた人、ありがとうやで
引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1540896397/
Source: https://sectorz.jp/
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